CWシナリオ『賢者の選択』感想

再プレイ

目標:適正レベルでカナン様に勝つ

レベル5が3人、レベル4が3人の6人パーティ
割と苦戦するかと思ったらあっさり勝ててしまい「あれ!?」となるなどしました。祝福と聖霊の盾はやはり強い

しかしディマデュオを倒した後に改めて戦闘準備をしっかり整えて集会所を出ようとするのはRP的に無理があるかも……?
いや、ディマデュオを倒してカナン様も倒すって言ってたから大丈夫か……どうなんだ……?

特に誰もプレイしている光景を見ていないのにRPの言い訳を考えてしまう

ちなみにディマデュオは特に事前準備無しであっさり倒せたんですが、魔法が利かないのを思いっきり忘れていて焦りました

経験値が美味しいので割と周回してるし、何やかやでこの『何を選んでも後味が悪い』っていうのが昨今のRPGには無い作りで、他にない体験ができるんですよね

カナン様を倒すのが一番クロスオーバーシナリオで拾ってもらえる気がするので、今回もそこを目当てに「よっしゃカナン様倒すか!」ってなった感じ。割と人外の強者に拾ってもらえるのが嬉しい

暗部の人間にはディマデュオのほうが有名な気がするのにあんまりこっちを倒しても拾ってもらえない気がするのがちょっと悲しい気持ちにならなくもない。名前がややこしいのが悪いのか!?
わたしの中でも『隠者の杖をくれるおじさん』って立ち位置かも……

そうそう、今回はカナン様を倒す&カナンの剣と鎧も回収する、が目標だったので、しっかり達成できてよかったです
盗賊の手が無くても器用:慎重得意なメンバーでしつこく粘れば開けられることに気づいたのは随分後になってからでした……

ゴブ洞の『草をゆすっておびき寄せる』もそうだけど、ASKシナ、意外と知らないことがまだまだある気がしています

ストーリーというか登場人物についても少しだけ

村人にとってディマデュオは救世主だけど、ディマデュオにとってはどこまで行っても利用価値がある有象無象なんだよなって。安寧が欲しい、安息が欲しい、そのために村人の恐怖心を都合よく利用する
こういうところがどこまで行っても悪党かつ姑息で俗物的な発想だなと思うなどして

対するカナン様はどこまで行っても災厄として君臨しているんですよね。眠りを妨げた下等生物に裁きを下すっていう、人間の勝手都合とは離れたところにいる存在

だからディマデュオ相手には正面から戦うしかないけど、カナン様相手には説得が通じるっていうのがすごい面白くて

しかも普通に「村人を助けてください」というのでは通じず、冒険者の報酬として村人の命を要求すると気に入られる、っていうのがこう、珍獣扱いされてる感あるよなって……
食われないために芸を身につける豚のような。猿だけど

村長が「ディマデュオ殿がこの村に来るまでに何をしていたのかは知らないし、知ろうとも思わない。自分たちにとっての恩人であるというだけで良い」と言っていたのも、なんかわかるなあと思ったりもします

結局己の見ているものだけが当人にとっての真実で、それ以外のことはたとえ事実だとしても受け入れられないし受け入れる必要もない。この小さな辺境の村を統治するにはそれが一番間違いがないことで、カナナン村にとっての平和だったのだなあと

災厄たるカナン様を恐れ、災厄から守ってくれるディマデュオを崇拝し、ディマデュオを目の敵にするミューゼル卿を殺してしまったのもそれはそう

というかなんか、カナン様もソドムの王国での最初の立ち位置はこうだったんじゃないかって今思ったりもした。災厄から人々を救った王

結局王も英雄も神も崇拝してくれる人々が居ないと成り立たないので。ディマデュオがカナン様を始末せずに利用しようとしたのもまさにそう

なのでこう、そこに冒険者っていう予測不可能な因子がこの構造にどう作用するかっていう……
賢者たり得るのか、愚者に成り下がるのか
何を持ってそれを決めるのか

カナン様に勝ったり、カナン様の説得に成功したりした冒険者はもちろんの事、
例えカナン様から逃げてしまっても、カナナン村の悲劇を胸に留めて過ちを繰り返さないと誓い生きる冒険者は、間違いなく賢者の器だと思います

巻末付録的に、自宿のスクショも載せておこう。芸人宿でした

2ターン目で一人麻痺してるのに5ターン目で勝ってるっていう
祝福と聖霊の盾が強いというのは先述の通りなんですが、とどめを刺したのは温のスターダストでした

生命:正直と、大胆狡猾以外の精神適性が得意の星詠み(厚き信仰持ち)で、知力得意じゃないので、スキル集めが大変。いいスキルを知っているかたは是非教えていただきたいです