KUAイラスト個別面談 レポート 7.16

シルバー先生に面談していただきました。ありがとうございます
先生のアカウントは【こちら】

1.絵で稼ぐことについて

Q.著作権を譲渡してキャラクターデザイン原案を販売することを考えている
それを元に、優れたクリエイターに絵を描いてもらうための一次資料として、SUKIMAでopt販売してみたい

A.クリエイターは基本的に、自分のキャラクターを描きたいので、需要が無いと思う

初音ミクぐらい巨大なIPだったら、みんな描きたがる。それに関われるだけで名誉なことだし、分かりやすく自分の実績になるから
でも、そこまでの規模じゃないものは、
「どこの誰か分からないような素人のデザインしたキャラクターを、なんで私が描かなきゃいけないの?」
って話になる。私に何の得が有るの? と思うクリエイターのほうが圧倒的に多い
誕生日とかの特別なイベント絵とかならまだ分かるし、需要も見込めるかもしれない
でも、みけが今言っているのは『清書を任せたい』という風にしか、多分殆どのクリエイターは受け取らない

それをやるぐらいだったら、最低限Live2Dで動かせる手前ぐらいまでみけのほうでパーツ分けを完璧にやって売るとか、TRPGの立ち絵だったら表情差分も全部用意して、即使ってもらえるように整備したほうが良い
そうして『みけ』ってブランドを育てたほうが、結果的に近道になる。才能を切り売りしないほうが良い。それよりもまず総合的な戦闘力を上げるのが大事

自分の絵に自信が無かったり、自分の絵はニッチだから需要がない、と決めつけるのも違うと思う
ニッチな絵柄にはニッチな需要が有るし、
例えばコミッションサイトでもSUKIMAとココナラでは活発度や需要が違ってくるし、海外のコミッションなんかも全然違う
だから、日本では需要が無くても海外で需要がある絵柄はたくさんある、そう言うことも視野に入れて良い

ただ、TRPGやPBW向けのキャラクター販売は、本当に単価が安い
副業で絵をやりたいなら気にならないかもしれないけど、あれを本業でやって収入として確保するのはほぼ不可能だと思っていい

 

2.自分の売り込み方について

シルバー先生「そもそも絵を使ってどんな仕事がしたいの?」

みけ「すごく悩んでいて……もちろん、ここに入学したのはイラストで副業がしたいと思ったからなんですが、
わたし小説も書けるタイプの絵描きなので、商業BL小説を書きたいと今思い始めていて、
小説を書く傍らで、他の作家さんの挿絵も描きたい、とも思います
なので、絵を使ってやりたいことは『誰かのお手伝いがしたい』だと思います
キャラクターデザインや、衣装デザインで貢献したい、と思ったのもそうだし……だからキャラクター販売がしたいと思いました」

シルバー先生「そう思った理由は?」

みけ「Vtuberのモデリングをいくつか見ていて……おそらくみんな少しでもコストダウンしたいからだと思うんですが、男性Vtuberがあまりにも黒髪ストレート白パーカー率が高いことに気が付き、
それを見ていて『もしかしてみんなあんまりキャラデザや衣装デザインの良し悪しが分かっていないのでは?』と思ったんです
だったらそれ、わたしがやるよ! って思ったのがきっかけです」

⇒目の付け所は間違っていないと思う、思うけど、
それこそクリエイターで、今みけが言ったようなことに気付けているのは本当に少数
大抵の絵描きは、『自分は絵が上手いからキャラデザも衣装デザも出来てる』と思い込んでいる
そんな人たちに「わたしやります!」って言っても、「おまえ何様?」って思われる
下手したら、便利に使い潰されて終わる可能性もある

他人からの指摘を素直に受け取れるかどうかというのは、生まれついての人間性によるものも大きいので……
特にフリーランスになると、フィードバックによる学びを得る機会と言うのは本当になくなる
そんな中で今みけがそれを言うのは、反発心を買う要因にしかならないと思う

だからそういう意味でも『みけ』ってブランドを育てることが何よりも大事になってくる

衣装デザインが好きなら、そっちの方向に振り切ってしまうのも一つの手
オリジナルキャラクターを数人『モデル』として用意して、その子たちのルックブックのような形で絵を描いていく
キャラクターを魅せる絵とは違って、『衣装を見せる』絵

そうして得意分野に特化してSNS活動していくと、それを見た企業から声がかかることだって有る
今話を聞いている感じでは、個人からの受注を想定しているみたいだったけど、もういっそ企業を見据えたほうが良いかもしれない

例えば、今10年前よりナマモノの需要がすごくあって、
すとぷりとかハンドレットノートみたいに、生身の人間でありながら二次元のビジュアルも持っているアーティストが増えていて、そこから『イラストレーターを紹介してほしい』って案件が来たりもする

アイドルの衣装デザインってそもそもものすごくハードルが高くて、
アイドルもののゲームのプロジェクトには、服飾の知識を持った専門の『衣装デザイナー』って役職があったりもする
そういう仕事を獲るのは本当に服飾の勉強から始めなければいけないけれど、
そこまでのものでなくていいから、今持っているパーソナルカラーとか骨格診断とかの知識で、「この子にはこの服が似合う!」っていう絵を発信していくのは良いのではないかなと思う

Q.それって、キャラクター自身の知名度があったほうが良いと思うので、二次創作とかのほうが良いかなと思うんですが……二次創作だと、ポートフォリオに載せられないのでは?

A.ポートフォリオじゃなくて、SNSに垂れ流す感じでやればいい
SNSを名刺代わりにする。「こういうことをやっています」という運用にする
それを見て法人側が声をかけてくれる例もたくさんある

それこそ適当に人気Vtuber5人ぐらい、『PCや骨格が分析しやすいから』って理由だけで選んで描くとかでもいい
いま本当にVtuber市場は巨大で、素人のちょっとしたラクガキでも3000イイネとかつく時代だから、やる価値は十二分にあると思う

キャラクターに身近さ、親しみが持てる絵や表情が描けると喜ばれる
私服を描くって、視聴者がタレントさんに親しみを持てる二次創作だと思うから、すごく需要あると思うよ