so品先生に面談していただきました。ありがとうございます
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1.SNSの運用方法について
極論を言えば「人それぞれ」
SNS運用に正解は無いので
大事になってくるのは「自分が何をしたいか」という目的意識
Twitter⇒Xになったことで、そもそもの利用規約や仕様がめちゃくちゃ変わったし、
Pixivも数年前と比べて変わってきている
大きな要因のうちの一つは、AIの発展
もう一つは、共感する主体の変化
推しのファンアートが、今も昔も変わらず一番境界を得やすい一方、
SNSを「意見を言う場」「言いたいことを言う場」として利用するユーザーが目立つようになってきた
その結果、レスバがめちゃくちゃ発展してしまったり……
ネガティブな気持ちでタイムラインを見ている人が増えた
そこに巻き込まれないようにするのが、自分の心身を保つうえでとても大事
評価・共感が欲しいあまり、どうでも良い雑談をして気を引こうとしたり、
結果が表れないことに対して病んだり、
それって本当に「自分がやりたいこと」なのか? と考えれば、
自ずと自分にとってSNSがどんな場所であってほしいか、どういう運用がしたいかが見えてくる
一番大事なのは「更新し続けること」なので、どうすればしんどくならずに更新できるかを考えるべき
余計なことで体力や精神力を使わないようにしたい
正解を求めすぎない、というのもここに帰結する。それってしんどいことだよね
SNSから仕事が来ることが多いので、更新し続けないことには仕事も来ない
SNSを更新し続けることは、それだけで体力を消費することなので、だったらなるべく苦じゃない運営方法、相性の良いSNSを見つけてそこをメインに据えるといい
みけ「今のところ、GRAVITYが一番相性が良い気がしていて……」
so品先生「だったらGRAVITYをもっと良く分析したほうが良い
どんな投稿が伸びたか、どんな人がどんな絵を好いてくれているのか、とか……」
ファンアートが評価されやすいのは
①ファンの共感を得やすいので拡散されやすい
②拡散された絵が魅力的なら、元作品を知らない人でもイイネやリポストをしてくれる
↑この二段構造になっているから
逆に言えば、絵が下手くそだったら②は得られないので……数値に惑わされないように
(この辺りは六番先生との面談も参照で!)
Q.商業BLに関係するお仕事がしたいんですが、商業BLって絶対R18が付きまとうので、SNS運用でも名義分けとかをきっちりしたほうがやはり良いのかなと……
A.確かにR指定の作品を公開したいなら名義分けはしたほうが良いかもしれない
大企業ほど、作家が過去に何を描いていたのかを気にする
あと、福祉・教育・地元のお祭り……などの案件も来なくなるかもしれない
でも、BLだってたくさんのファンがいる一大コンテンツだよね
だからもう「BLだって立派なコンテンツなんだから、描いてて何が悪いんですか!?」って開き直れるぐらいの作家性を育てよう!!
何も起こらないうちから臆病になりすぎないほうが良い
そもそも臆病になりすぎたら、こうやって面談にだって来れなくなる
だから名義分けも、完全に別人!って感じより、例えば漢字を一字だけ共通させる、とかのほうがみけの場合は良いかも
別名義から辿って来られる導線が有るほうがいろんな人に絵を見てもらえるし
何か隙を見せれば非難される時代……でもだからこそ、気にしすぎて振り回されないように!
みけの場合は「絵が好きだ!!」と思ってもらえるSNS運用を
何に関しても一番大事なのは、自分のコンセプト
飽くまで「自身の絵を見せるためのSNS運用」と考えれば……評価に振り回されなくなると思う
2.絵を描いていないときに画力を上げる方法
意識して世の中を見て分析し、自分の中のデータベースを充実させましょう
so品先生が意識してやっているのは、電車の広告を見ること
電車に乗ったらほとんどの人がスマホを見ている現代において、それでも電車に広告を出すということは、よほど伝えたいメッセージが込められた広告なのだろうということは想像に難くない
と考えると、その広告のデザインはかなり優れたもの、見られる工夫があるものだということにも気づく
そうたらしめているものは何なのか? と分析する
全体のデザイン、構図、色使い、キャッチコピー……
中吊り広告か、ドア前広告か……
そうして考えて行くと、駅中や街中の広告にも興味の範囲が広がっていくし、ルールや法則があることに気付く
ルールを分析していくと、世の中のいろんな物のルールに気が付くようになる
例えば公園。間違っても入り口にブランコは置かないよね。そこには遊具の配置の法則があることに気付く
そう言った分析の蓄積が、絵を描く時に役に立つ
例えば何気なくアイスを食べているときに、
「今こうやってアイス持ってるけど、もう少し親指に力を入れて見たら……食べにくいな」
って、自分の身体を使って観察してみたり、実験してみたり
そうすると自然な手の形がまた一つデータベースに蓄積される
映画やアニメやドラマと言った映像媒体を見るのはやはりすごく良い
映像と言うのは静止画の連続なので、シーンごとにルールがある
「この場面では登場人物は右から登場しないよな……」のような
ドラマを見ていて「この俳優は違うな……」と感じた時、何が「違うな」と思ったのかを分析する
・表情?
・演技?
・別の俳優なら?
⇒自分が監督や演者やキャスティングディレクターになったつもりでドラマを観てみる
そうして想像して、「違う俳優だったらどうなるだろう」と置き換えることは、絵作りの勉強にもなる
ドラマはキャラクター造形のヒントにもなる
俳優の演技を見ていて「この俳優の内股具合が良いな」と思ったら、それを参考にキャラクターを作ったらいい
『内股 女の子』で検索すると、どうしてもしっくり来なかったり……しっくり来ないのに画像のイメージに引っ張られて、自分が描きたかったものが描けなかったりもする
それよりも、自らの経験や感性で蓄積したデータベースからイメージを参照するほうが余程参考になる!
見たことも描いたことも無いものを描こうとしたら、そりゃ資料を検索しないことには描けないけど、資料を見たそのままではなくて、それは下書きとして利用して、上からきちんと自分のイメージで描き直して再構築していくこと
おまけ:絵の添削
コンセプトは良く描けているし、光の表情も上手い。逆光や反射光も自然
一方構図に関しては、『Zの法則』に当てはめると、大事な部分に空白があることに気付く
なのでここに何かが欲しい。広告だったらこの箇所にキャッチコピーが乗ったりする
画面のバランスを見ながら絵を描くといい。画面を引いて全体を見ることを疎かにしないように


