本編は【こちら】
ほぼ9割が悲恋とされるアイスバースで、笑える話を書いてやろうじゃねえの! というお話です
誤解無きように言っておくと、アイスバースの悲恋ものは普通に好きですし、そっちもいずれ書きたいと思っています!
ただ、なんというか……ほぼオチというか『悲恋』というテイストが決まっているこの『アイスバース』という設定で、その通りに書くのって、なんか面白くないな……というのが、多分どこかで有ったのでしょうね
何せわたしはひねくれ者なので
「アイスが溶ける状況が曖昧なんだよな。それって恋愛が成就した時なの? 体の関係を持った時なの? それとも恋愛感情を持ったり持たれたらその時点でアウトなの? あと、溶けたアイスはどうなるの? 居なかったことになるの? この世に存在しなかったことになるの? それとも溶かしてしまったジュースだけは覚えてるの?」
↑こんな感じのことをぐるぐる考えていました。で、考えながら出した結論が
「別に何回も解けて良いし、何回も凝固して良くない? 恋情を持ったり持たれたりするたびに簡単に溶けて簡単に凝固して良くない?」
でした。そして生まれたのが甘楽 善幸という、ちょっと頭がおめでたいけど不憫なアイス、もといシャーベットでした
何やかやでわたしは残念なイケメンが好きなので、甘楽もかなりお気に入りのキャラです
ちなみに「シャーベット」という命名については、当時のフォロワーさんの言葉から生まれたものです。スライムアイス、とも言われていましたが、シャーベットのほうが分かりやすいのでそうなりました
果たして何百回何千回と溶けた先に、甘楽は幸せな恋を掴めるのか
日比谷と逸見は全く心配していない様子でしたが、果たしてどうなのでしょうね?
バース物の中では圧倒的にオメガバースとDom/Subユニバースが人気で、最近ちょこちょこケーキバースも商業BLで見るようになってきましたが、
アイスバースももっと増えたら良いなあと思っていて、
そんな中で、わたしのこの『シャーベット』もどこかの誰かに気に入っていただけたなら嬉しいなあと、そんな願望も抱きつつ
バースものだから面白い/面白くないとかの前に、屯倉 鹿乃の作品の一つとして、面白おかしく読んでいただけたなら、これ幸いです


