再プレイでした
リューンにもあるんだなあ、ゴミ屋敷
続きはネタバレ及び自宿の話
現実を受け入れられない老女の逃避、身につまされるものがありますね
彼女にとって一番幸せだったのが、魔道士になる前の、どこにでもいる少女としての暮らしだったのだな……
事の顛末を聞くに、賢者の塔に入ったのも自ら望んでというより、周囲がそうした、という印象があり
大人しい良い子であるが故に、自分の意見も上手に言えなかったのかなと
両親が彼女を愛していなかったというわけではなく、寧ろ彼女の幸せを思ってのことだったと思うのだけど、
そして彼女自身も母を愛していたからこそ、母の死を受け入れられず、人生に意味を見出せず、全てを放棄してしまったのかなと
魔道士役が彼女の幻術を解く時の叫びが、悲痛でしたね……
再プレイだったのですが、以前プレイしたのが恐らくシナリオリリース直後で、
そのため、ほっとんど記憶を飛ばしての今回だったのですが、
幻術が溶けた後の老婆の悲惨な状態だけは、それはもう強く覚えていて
ああ、こういう経緯だったな……と
彼女が自分の人生を上手く生きられなかったのは、自己責任と言えば自己責任なんだけど、
きちんと自分の意志を持って、自らの力量を知って、少しでも今を良くしよう、流されずに生きて行こうという意思を持てなければ、誰しもが彼女と同じ道を辿る可能性があるのではないかなと、
剣と魔法の世界のシナリオなのに、そんなリアルなことを思いました
彼女のようになってしまった人間は、決して少なくはないのではないかと
そしてこうなってしまった彼女の事情を知らないままに居る人間は、一体どのぐらい居るのだろうかと
物事には何かしらの因縁因果があるものなので……「仕方ない」と言って突き放すこともまた、全てを放棄した彼女と同じなのではないかとも、思います
まあ、厄介さは現実世界よりよほど上だけど!! 魔法具をトイレに流すんじゃありません!!
……もしかして、『奇塊』で拾ったスクロールとか護符、もとを正せば彼女の持ち物だったりしません??
以下、自宿の話
芸人宿でした。突入メンバーは、バンデージ・パイロットランプ・町と祐で6人
魔道士役は知力適性がある相川に任せたのですが、格好良かったな……!
派手に魔法を使うタイプではなく、淡々と自分の仕事を熟すところが相川らしくて良かったです
それでいて、ことの顛末を気にして一人で調べているところなんかは、自らを納得させるための行為だったのかなとも思ったり

つまらないと言いながらも老女のことを丁寧に調べて、みんなに話して聞かせるの、淡々としているようで情の滲む感じで好き
そしてそれを受けて後日土屋がゴミ屋敷の前を訪れるのも好き
『ゴミ屋敷』としか見ていない様子の清掃員と、明らかに見ているものが違うのが分かる演出、めちゃめちゃ良かったです
このシナリオの冒険者たち、全体を通してものすごく冷静なんですよね
子供ではないというか、不必要に思ったことをベラベラ喋らず、一つ一つ状況を確かめて対処していく感じが、大人だな~と思います
騒ぎ倒していた清掃局員との違いは、冒険者と一般人ということも有るだろうけど、
ところどころボケていく面も垣間見えたけど、
それでも、人生経験の差、みたいなものも感じたかも
冒険者レベルの高い低いではなくて……何というか、子供6人の高レベルPTより、大人の駆け出し~中級者PT向けだなと
なので、大人ばかりの芸人宿で行って、大正解でした


