CWシナリオ『彷徨い迷宮の鬼獣帝』感想

再プレイでした

わーい! ダンジョンだ! ギリシャ神話モチーフだ!!

元ネタをカードワースの世界に変換するのが上手すぎる

テセウスのミノタウロス退治と言えばギリシャ神話でも超有名どころではありますが、例え元ネタが分からなくとも純粋にシナリオとしての出来がめちゃくちゃ良いので、遊んでいてすごく楽しいと思います

冒頭からのシーンで「何としてでもアリアドネを守らなければ」と印象付けるのがとても上手い
いきなり最初からすべてを明かすのではなく、かつての聖女たちとの邂逅によって徐々にアリアドネの立場が明かされていくのも上手いですね

実は今回、迷宮をかなり迷子になりさ迷い歩いて、聖女より先に出口を見つけてしまい、出来心で「一回外に出てみよ」とやって、見事に村が滅びまして
流石に流石にこれは……! となり、ちゃんと迷宮をさ迷い歩くことにしたのですが、
そしたら今度はマップを表示してくれる聖女に出会う前に、マップを強化してくれる聖女に二人出会いまして

一向にマップが表示されない中、暗闇の中を途方に暮れながら歩き尽くし、危うく全滅の憂き目にあうところでした……! 危なかった
結局、何やかやでマップを表示してくれる聖女に出会ったのが最後から二人目とかでした……! 本当に危なかった

そんなこんなで、古びた剣を見つける前に聖女六人と出会い、強制的にアリアドネ消滅エンドとなったのですが、
いやもうほんとに……健気……! 生まれながらの聖女様ですね、彼女……

「自分がもし無事に逃げおおせたとして、その次は? 自分の子や孫がまた聖女として生贄に?」

なんて、自分が死ぬかもしれない極限状態で普通考えが及ばない……!
そして村の未来と自らの命とを天秤にかけて自らを捧げるなんてこと、本当に普通は出来ない……!

アリアドネを救出できなかったこと、冒険者としては悔しかったことと思うけど、
「自分が何を為すべきか、やっとわかったような気がします」と言った彼女の顔は、さぞかし晴れやかだったのではないかと思うと、決して彼らの仕事は無駄ではなかったのだと思います
依頼人もそれを思って、冒険者たちを責めずに報酬を満額くれたのではないかなと、そう思いたい……! いや、厄介払いの可能性も有るけど……!!

テセウスは剣ではなく冒険者だったのかもしれないと、思ってもいいですか……!

ここから自宿の話 芸人宿でした
メンバーは、思い込んだら~の二人、恋で花実は~の二人、愛だ恋だと~の二人で計六人

穣太郎と郡司のレベルを上げたかったんですよね。バンデージやパイロットランプとは接点がないので、なかなかレベリングできなくてちょっと久々でした

上記の通り、今回はアリアドネが剣になるEDだったのですが、
原作でもそういうキャラだったのもあり、穣太郎、大事な人を救えずに志を受け継いで強くなるRPが異常に似合ってしまう……

それでも真っ直ぐに一直線に命懸けで前に進める強さがあるキャラではあるのだけれど、カードワースでさえそうなのか……と、一人でめそめそしてしまいました

実はここに突入する前に、結構血なまぐさいシナリオに突入して、自動役割分担で引き当てたセリフに「似合わなさすぎる!」となりF9していまして
それもあって、今回特に堪えたというか……

だって一番最初にアリアドネと言葉を交わしたのも穣太郎なんだもんさあ……!

あと、もう一つ個人的な良きポイントを言うと、罠に引っかかった時「下がれ!!」って言ってくれたのが_悪役持ちの時田と芝山だったので、頼もしすぎて最高でした
原作でもめちゃくちゃ穣太郎をサポートしてくれていたので、頼もしさ凄まじい。カッコイイ。好き! となりました