パイク・シンドローム

馴染みの薄い言葉ですが、
言わんとしていることはめちゃくちゃ身に覚えがある言葉でした

またの名を『カマス効果』
心理学用語では『学習性無力感』と言うそうです

①水槽に、肉食の魚(パイク/カマス)と小魚を入れる
②アクリル板で水槽を二分し、パイクと小魚を分離する
③小魚を捕食するため、パイクは果敢に突進する
④しかしアクリル板に阻まれ捕食できず、何度もトライするうちにパイクが怪我を負う
⑤無駄を悟ったパイクは小魚を諦める
⑥アクリル板を取り除いても、パイクは小魚を捕食しなくなる
⑦やがてパイクは小魚が泳ぐ水槽の中で餓死してしまう

いやー、かわいそう
でもこれ、割と他人事じゃねえなって思いますね

以前ダメだったからきっと今回もダメだ。そう思えるのは、前回の失敗をよく覚えているからで、良く反省したからだと思うんですが、
でもその『前回』って、いつの話? 状況は今と全く同じだった? ってことなんですよね

人間は良くも悪くも変化する生き物なので、少なくとも前回と今回と未来の自分は全く同一じゃないですよね。成長してるか後退してるかはさておき
じゃあそれその時点で『前回と全く同じ』ではないよね? っていう

そりゃもう大前提として、同じ失敗を何回も繰り返すのはダメですよ
何も成長してない、何の反省もしてない証拠だと思うので

けど、失敗を恐れるあまり、自分の変化に気付けないこと、挑戦する心を失うのは、ちょっと違うんじゃないかなーって

あとそう、昨今はSNSの発展で、他人の失敗談なんかがよく耳に飛び込んでくるので、「うわーーー、自分はそんな失敗したくないな!」って、必要以上に身構えたりとかもあるな……とも思います
『人のふり見て我がふり直せ』とはよく言いますし、本当に大事なことだなと思うんですが、他人のふりばっかり見て自分のふりに意識が行ってないのはそもそも違うと思いますし……難しいね!!

と、何やら悟ったようなことをここまでつらつらと書いているわたしですが、
わたし自身が一番「ウッ!!」ってなっているというか、自己への戒めがだいぶ含まれています

『どうせ今回もダメだよ』と決めつけずに、『今回こそ!』ぐらいの気持ちで、何事にも挑戦していけたら良いなと思いますし、
何よりも怖いのは『停滞』だと思うので、変化を恐れず柔軟に生きていけたら良いな~と思いますね