◆一次創作
「記憶に栞を挟めたらいいのにな」
誰かさん
「誰でもいいから付き合いたい、って言うのがよくないんじゃん」
一つ星
ある国に、それは美しい黄金色の瞳をした騎士がいました。
幸運
なんでこないなことになってんや。恨めしい気持ちで緑の絨毯に眼を凝らす。
秋は夕暮れ
空を赤く染め上げて、鳥の群れを従えて、山々の向こうに落ちてゆく様を、目に焼き付ける。それはまさに壮大な死だった。
双子
「仕方ないでしょう」「所詮は都市伝説だからな」
チェス
──ワインチェス。相手の駒を取るたび、杯を重ねる遊戯。
琴
光を失い白く濁った左目と、光を宿した黒い右目を楽器から放さぬまま、それは答えた。
落葉
「焼き芋が食べたいな」
吐息
恋をしてしまったのだ。きっと、あの冬の日にあの可憐で美しい笑みを見てしまった時から。
門
ついに来てしまった。真っ直ぐに目の前を見ながらただ思った。
HAPPY HALLOWEEN
狼男と天使と魔法使いとヴァンパイア
